清水みのり
(アーティスト/翻訳家)
京都出身 吉祥女子高等学校、国立音楽大学声楽科卒業
ロータリー財団国際親善奨学生としてミラノに留学
現在ボローニャ在住
京おりがみの創始者で折り紙作家の荒木京を祖母に持つ。
東日本大震災被災者支援イベントをきっかけに幼い頃、祖母に教わった折り紙の本格的な創作活動を開始する。 祖母から遺された2冊の本『京おりがみ』と『四季を折る』の作風と折り方をベースとしながら、日本の古典文学の世界や四季の情緒を紙で表現する独自の試みに取り組んでおり、まるで和紙で描いた絵画のような、より独創的で幻想的な作品創りを目指している。その幽寂閑雅な世界観は、折り紙と和紙のコラージュによって実現される独自の画法と共にイタリアとヨーロッパで高い評価を得ている。
2013年にはシャルジャ国際ブックフェア(アラブ首長国連邦)のワークショップにゲストとして参加。また、在ローマ日本大使館及び在ミラノ日本領事館主催のイベントにて折り紙ワークショップや展示を行うなど、折り紙と日本文化を広める活動にも積極的に参加している。受賞歴 ■ 2012年5月、第12回『Premio Astrolabio』 アストロラビオ賞第2位入賞 ■ 2013年6月、第10回ローマ国際ビエンナーレ選考展覧会にて最優秀賞受賞 ■ 2018年11月、第11回『Io amo il Mare』 VELA最優秀賞 ■ 2021年9月、第8回『Metropoli di Torino』国際絵画コンクール2021にて3位入賞 メディア
■ 『清水みのり〜京おりがみ』(『L'ALTRO GIAPPONE』- ナポリ2021年)
■ 『物語を奏でる折り紙』(雑誌『The Paper』 - ニューヨーク2015年) ■ 『清水みのり〜紙の魔法』(雑誌『Bologna da Vivere』 - ボローニャ2014年)
■ 『紙を折る〜頭脳を鍛えるための折り紙』(雑誌『Il Giornale dell'Arte』- ボローニャ2014年)
|